東海岸合同修養会

マジ疲れた。いい意味でね。

ニューヨークを中心とする米国北東部の日本語教会が合同で行なった2泊3日の修養会。とはいえ、ある1つの教会がホストで、それに他の教会が参加したというのが実際のところ。でもあの教会以外に、現時点でここまでのイベントをやってしまう人数とパワーを持ってる教会が他に無さそうなのも正直なところで、このイベントのために頑張ってくださった方々には、凄く感謝しとる。

会場はニュージャージー州アズベリーパーク。ブルース・スプリングスティーンの故郷だと勘違いされるくらい縁の深い場所だ。以前弟がそこに行ったことがあるらしく、何も無くつまらん町だと聞いていた。実際、町自体は大したことないと思った。

当初は、「どうせこれっきりで、当分ないだろうから、行っとかんともったいない。」という、随分ふざけた気持ちで申込み、週末にはハリケーンが来ると知ると、行くのが結構面倒になっていた。おまけに参加費も高いと思ったし。実際、ホテルの部屋のドアの内側に貼ってあった料金表を見ると、「この部屋でこれか…。やっぱ高いな。」と思ってしまった。

でも、とにかく行ってよかった。参加費には代えられない大きなものを得た。300人以上の参加者がいた。日本から招かれ3日間ゲストスピーカーだった佐藤という牧師先生の話も凄くよかったし。

ハリケーンの影響で最悪の天候だった初日。運転がきつかったし、せっかくのビーチサイドなのにそれを楽しむことができず。でも、多くの部屋に雨漏りがあった中、それにすぐ対応してくれたホテルの人達にも感謝。

2日目には、朝礼拝があり、昼食の後は夕飯まで自由時間。入場許可が必要なのに勝手にビーチに入ってビショ濡れになって係員に怒られたあと、うちの教会から来た人達と我々夫婦の4人で近辺をドライブし、そしてホテルのそばのビーチの脇にある、いかにも映画に出てきそうなバーでビール1本。せっかくだから、海に来た雰囲気だけでも味わわないと。

夜には、中高生やちいさな子ども達が練習した特別賛美があった。「ようがんばったのぉ。」と素直に一言褒めてあげたい。

続いて、『チソン、愛してるよ』の著者であるイ・チソンさんの生々しい証しも聞けた。上半身55%が交通事故で火傷しても、手術を繰り返して現在はボストンに留学しているらしい。ほんのちょっとだが、言葉を交わすことができたのも嬉しかった。ミーハーというより、素直に感謝の気持ちがあったんで、Happy HourのデモCDをあげてしまった。ちなみに昨年ビートたけしの『奇跡体験! アンビリバボー』でも彼女が紹介されたらしいが、同番組のサイトを見ると、イエス・キリストについて一言も触れてない。どうせテレビ局がそういった部分はカットしたんだろうけど、なんで日本人ってのはいつも表向きの『一般ウケ』する部分だけ残して、本質を無視するんだろ。

そして今日、朝の集会で再び佐藤師から素晴らしい話を聞いた。昼食後閉会式をし、解散したが、帰る途中前日ドライブに行った同じメンバーで海岸を北上し、サンディフックという公園がある半島を車で走った。さすがにもう水に入ることはなかったが、マンハッタンも見え眺めがよかった。その後教会に戻り荷物を降ろした後、ある店で『反省会』(笑)。いつもながら結構話が盛り上がった。

普段から交流のあるニューヨーク近辺の教会の人達はもちろん、ワシントンDCやフィラデルフィア、ボストンの教会からも参加者が来てたり、韓国人やアメリカ人で日本人伝道に使命を感じている人達も結構多く来てたりで、普段は中々会えない人達との交流もあった。旧交を深めたり、新しい出会いがあったり。

毎年は面倒だが、4、5年に一度くらいはやりたいね、こういうの。でも次回からはもっと複数の教会で役割を分担して色んな教会のカラーを出したり、3回連続同じ面子でスモールグループやるより、もっと多くの人達との交流を深めるようなプログラムも組めたらいいんじゃないかと思った。

なにはともあれ、イエス・キリストの愛って、教会や教派はもちろん、人種も国境も言語もあらゆる文化も越えることができる。んなこと、わかっちゃいるんだが、改めて実感できたイベントだった。

今回の修養会で佐藤師やイ・チソンさんの話を聞いてて最も強く感じたのは、自分はいかに、現在楽しませてもらってる(?)人生の中での色々なことに感謝してないかってこと。住む場所もあるし、食べるものもある。仕事もあるし、嫁さんもいる。自由に使える手もあれば足もある。なのに、いつも心の中で不平不満ばかり。数え切れないとても多くのことを神様から頂いてるのに、いつも簡単に忘れてしまう。

もっと感謝できる人間になりたいと思った。

Jesus loves y’all.

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